主なお客様である電力会社様を定期的に訪問して工事情報を入手し、依頼を受けた案件について見積もりを提出し、受注を獲得するのが営業の仕事です。電力会社様ごとに工事計画が立てられており、いかに早く情報を得るかが大切です。工事情報が早く入手できれば、お客様により良い設計提案を行ったり、確実に納期を守るために必要な時間が確保できるためです。
営業の基本はやはりコミュニケーション。
お客様とのコミュニケーションはもちろん、仕様検討をする設計部門、見積もりを取る生産管理部門、品質を担保する品質保証部門など、社内各部門間の連携で、営業が潤滑油の様な役割をします。お客様から信頼を頂くためには、営業の「コミュニケーション能力」がとても重要となります。
社内の各部門と連携しながらお客様の要望に応える製品を納入し、お客様から感謝されたときは仕事に充実感を感じます。
以前、メンテナンス中にある部品が壊れてしまい、超短期で製品を納入しなければならなくなった際、各部門のほか外部メーカー様にも協力してもらい、不可能と思われた納期に間に合わせることができたときの達成感は最高でした。
TDMの設計部門は個別受注への対応と製品開発に業務が分かれています。個別受注への対応は過去に開発した多くの既存製品を組み合わせることで、お客様の要求を満足する装置構成を作り上げます。データベース化された過去数十年の事例情報が、日本全国に数万基ある送電鉄塔の多くの取り換え需要に対して、短納期での対応を可能にしています。一方、製品開発では新たな戦略商品の開発や、既存商品の改良を行っています。
目指すのは画期的なコストダウンや、施工性の向上による工期の大幅な短縮など。開発に1~2年かかるものも少なくありませんが、未来の電力インフラを支える製品が生み出されます。性質の違う2つの設計業務が両輪となってお客様の要求を形に変えていきます。
個別案件設計の仕事の喜びは自ら設計したものがすぐに形になり、実際に送電鉄塔に使われることであり、開発設計の仕事の喜びは未知のテーマにチャレンジしていけることです。
自分たちの仕事が電力会社様はもちろん工事担当者様など全員をハッピーにしているという実感、送電という重要な機能を担っているという使命感・・・・・・これが設計の仕事を支えています。
受注から設計・製造・出荷に至るすべてのプロセスで、「不具合品が生まれない仕組み」や「不具合品をお客様に流出させない仕組み」を作り、決められた仕組みが確実に守られているかを日々チェックするのが品質保証の仕事です。そのために、協力メーカー様の製造現場に出向くことも頻繁にあります。協力メーカー様で製造された製品はすべてTDMに納品され、厳しい品質チェックを受けることとなります。
品質チェックでは、国内最大級の各種試験機を使った試験も担当しています。たとえどのような理由があっても、品質保証が承認しない限り、製品がTDMの外に出ることはありません。まさにTDMにおける品質管理のファイナル・ゲートの機能を担っています。
「TDMの製品なら安心だろう」と、当社製品を選んでくださったお客様に、ご満足してもらえることが品質保証の喜びと言えます。長期に使われることで起こる経年劣化の原因究明も品質保証の役割です。
自分たちの仕事を通して電気というライフラインが安定的に維持されているという使命感の大きさも仕事のやりがいにつながっています。
生産管理の主な仕事は調達、工程管理、梱包・出荷の3つです。TDMでは、製造はすべて協力メーカー様に委託をしているため、見積もりを取得した上で委託先を決定し発注を行い、協力メーカー様の製造状況を確認して、必要な調整を行います。そして納品された製品をお客様にお届けするため配車の手配や梱包・出荷を行います。発注先の確保と管理はきわめて重要です。各協カメーカー様の特性や負荷状況を考慮した上で最適な協力メーカー様に発注をします。
お客様にご満足頂くため、協力メーカー様と共にコストダウンや納期短縮策を検討する・・・・・・といった取り組みも進めています。発注元と発注先という関係を超え、関係者全員で力を合わせてもの作りをする、その中心に位置するのが生産管理です。
委託先のメーカー様には大きな会社から小さな会社までさまざまで、一代で会社を大きくした社長さんとお付き合いすることも少なくありません。
そうした方々と日ごろから信頼関係を築き、難しい問題が生じた時でも「お前が困っているのなら」といって対応して頂けた時は、格別の喜びを感じます。
企画/財務経理は会社のお金を正確に管理することに加え、お金の動きや各部署から集まる様々な情報の分析結果をタイムリーに経営陣に報告します、その結果、経営陣が下した意思決定を形に変えて行きます。もちろん自部署だけでできる事は限られているため、会社の組織全体をコントロールして進めます。
自分達がまとめる情報に間違いがあれば、会社は進むべき方向を見誤ってしまうかもしれないため、常に「正しく」「早く」「見やすい」情報の提供が求められます。
企画/財務経理の仕事はコミュニケーションがとても大切です。常にアンテナを張って小さな変化も見逃さない様に気を付けており、会社の状況が一番よく見えるポジションです。
立案した戦略を社内の各部署と協力して実行した結果、会社が成長をしたことを感じたときや、目標を達成して成果が形として現れた時には大きなやりがいを感じます。
総務人事は会社組織が円滑に機能するようにサポートをすることが主な仕事です。縁の下の力持ち的な仕事であり、その範囲は「採用」「労務管理」「評価教育」「安全衛生」「施設管理」「IT管理」など多岐に渡ります。
バックオフィスである総務人事は直接お金を稼げる部門ではありませんが、10年先の会社はどうあるべきか長期的視点で考え、会社と人を育てる使命を担っています。
2014年(平成26年)の独立後は総務人事主導で「本社機能構築」「ITシステム刷新」「人事制度再構築」など多くのミッションを実現してきました。短期間でこれら各ミッションが実現できたのは、関係部門との距離が近く調整がスムーズであったことに加え、各部門から積極的な支援も得られたことが大きかったと感じています。
これら小さな会社ならではの「働きやすさ」を最大限に活かし『やりたいことが実現できる』面白さを実感しています。
温暖化、疫病、災害、人災
いまや何が起こっても不思議じゃない
目の前にあったモノを、
明日には失くしているかもしれない
姿形・価値観が変貌を遂げて
絶望したりするのかもしれない
ときに苦しく、ときに平和に溺れながら
未来という海原に向かって、
もがきながら今日という日を泳いでいる
大切なはずの何かを抱えながら
技術でも、歴史でも、想いでも
まったく新しい価値観でもいい
未来が活きるために
未来に生きるために
君たちにとっての“あたりまえ”を
いっしょにつくろう
“あたりまえ”を
未来につくる
当社では適正試験・面接を基に最初の配属先を決めます。
詳しくはマイナビまたはリクナビの当社ページをご参照ください。